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楽天モバイルのかけ放題(5分/無制限)は月に何分電話すると必要?通話定額アプリの楽天でんわは通話SIMのみ利用可能!


楽天モバイルの通話かけ放題サービスには、5分以内の通話がかけ放題のものと、無制限にかけ放題のものと、2種類のかけ放題サービスがあります。
通話はLINEで全部大丈夫という方でも、固定電話に電話をかけるには、やはり090/080/070の電話が必要です。
通話時間や通話の回数を気にせず、電話を使いたい方は、楽天モバイルのかけ放題オプションを利用してはいかがでしょうか。

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他の格安SIM(MVNO)でも、かけ放題サービスは提供されていますが、050から始まるIP電話というところも多いです。
楽天モバイルのかけ放題は、090/080/070の電話番号がそのまま使えます。
そして、電話回線を使うので通話品質もクリアです。
楽天モバイルのかけ放題なら、090/080/070の電話番号がそのまま使えるので、友だちや知り合いに電話番号の変更を知らせなくても、大丈夫なので面倒がありません。

そもそもかけ放題ってどんなサービス?

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通話かけ放題サービスというのは、その名の通り、どれだけ通話をしても無料のサービスです。

昔から、同じ電話会社の固定電話同士や、同じ携帯電話会社の携帯電話同士であれば、通話かけ放題というサービスはあったのですが、最近は、

  • 携帯電話から、別の携帯電話会社への通話
  • 携帯電話から、固定電話への通話

もかけ放題のサービス範囲がどんどん広まってきています。
通話かけ放題は、通話料金をいちいち気にしなくても良いメリットがあるのですが、その分、電話を利用しなくても料金が発生したり、通話品質が悪かったりというデメリットもあります。

自分の電話の使い方に応じて、一番料金の安いプランを選択したいですよね。

かけ放題サービスの種類

通話かけ放題は、以下3種類に分類されます。

  1. 24時間誰でも通話かけ放題
  2. 時間限定で、通話かけ放題
  3. 特定の相手のみ通話かけ放題

時間や通話の相手の制限のない「1.24時間誰でも通話かけ放題」が、サービスとしては一番充実した通話定額ですが、その分料金も高くなります。
電話は時々するけど、月額料金を安く抑えたい方は、「2.時間限定で、通話かけ放題」や「3.特定の相手のみ通話かけ放題」の限定的な通話定額を選ぶことをオススメします。

楽天モバイルの通話かけ放題は、「2.時間限定で、通話かけ放題」です。
通話が無料な時間が限られている分、通話定額オプションの料金が安いのがメリットですね!

楽天モバイルのかけ放題とは?

格安SIM(MVNO)と言っても、安くなるのはインターネットを利用するためにかかる月額料金で、通話料は1分=40円と結構割高です。
通話料は1分=40円なので、5分電話をするだけで200円も通話料がかかってしまいます。
待ち合わせに電話をかけるだけで、コーヒー1杯分の通話料を払わないといけないといけないわけなので、電話の利用は控えめにせざるを得ません。
ところが、楽天モバイルにはかけ放題オプションがあるので、通話料を気にせず電話を使うことが出来るんです。

楽天モバイルには5分/無制限の2つのかけ放題がある

【24時間無制限かけ放題オプションは、2018年2月28日でサービス終了】
楽天モバイルでは、24時間無制限で電話かけ放題のオプションがありましたが、2018年2月28日をもってサービスを終了することになりました。なので、今後、楽天モバイルで提供されるかけ放題プランは、5分かけ放題のみということになります。24時間無制限プランは、月額2,380円となっていて、基本料金と併せると毎月5,000円近くの支払いになります。5分かけ放題オプションだと月額850円で済むので、料金的な観点から24時間無制限かけ放題オプションを選ぶ方があまり居なかったということかもしれません。

楽天モバイルには、かけ放題のオプションを、以下の5分かけ放題、無制限かけ放題の2つから選ぶことができます。

  • 5分かけ放題→850円/月
  • 無制限かけ放題→2,380円/月⇒2018年2月28日でサービス終了

楽天モバイルの月額料金に、上記のオプション料金を追加すると、通話料金がかけ放題になります。
かけ放題オプションは、以下の楽天モバイルの通話SIMのすべての料金プランで、利用することができます。
楽天モバイルの月額料金にかけ放題オプションの料金を合算すると、以下のようになります。

楽天モバイルでかけ放題オプションを付けた際の月額料金

  • ベーシックプラン:1,250円/月
    5分かけ放題を付けた場合→2,100円/月
    無制限かけ放題を付けた場合→2,530円/月
  • 3.1GBプラン:1,600円
    5分かけ放題を付けた場合→2,450円/月
    無制限かけ放題を付けた場合→3,980円/月
  • 5GBプラン:2,150円
    5分かけ放題を付けた場合→3,000円/月
    無制限かけ放題を付けた場合→4,530円/月
  • 10GBプラン:2,960円
    5分かけ放題を付けた場合→3,810円/月
    無制限かけ放題を付けた場合→5,340円/月

元々楽天モバイルでは、かけ放題オプションは5分かけ放題しかなかったのですが、2017年4月に無制限かけ放題が追加されました。
通話し放題の時間が5分だけだと短いと思われる方は、無制限かけ放題なら、24時間365日通話料が無料です。
というわけで、5分かけ放題、無制限かけ放題をそれぞれ見ていきたいと思います。

5分かけ放題

普段、電話をするシーンを思い起こしてみると、

  • お店の予約を取るための電話
  • 友達との待ち合わせの電話
  • 自宅に帰る前の、家族への電話
  • 郵送された荷物の再配達の依頼電話

などなど、5分以内の電話をすることって結構ありますよね。
通常の電話だと、1分40円で、3分も通話すると、缶ジュース一本分の価格になります。
ちょっとした電話で、缶ジュース一本分の料金が、都度都度、消費されていくのって、何ともバカらしいですよね。

また、携帯電話を使った通話の50%以上は3分以内というデータもあり、私たちがかけてる普段の通話の多くは、短い通話なんですね。

楽天モバイルの5分かけ放題は、国内向けの通話であれば、どこへかけても、5分以内の通話料が無料になります。
LINEだと、スマホ同士でしか通話料が無料になりませんが、楽天モバイルの5分かけ放題は、スマホだけでなく、ガラケーや固定電話にかけても通話料は無料になります。
たとえば、お店に予約の電話を入れたり、LINEが使えないガラケーの人と待ち合わせをする時など、ちょっとした用件の電話の通話料を気にせず電話をすることができます。

ちなみに、通話時間が5分を超えた場合、通話料はどうなるかというと、1分20円の通話料がかかります。
通常の電話だと、通話料は1分40円ですが、5分かけ放題を利用していると5分を超えた分の通話料は通常の半額になります。
長電話をされる方も、5分かけ放題を利用すると、通話料を節約するすることができます。

スマホアドバイザー

ちなみに、5分かけ放題の「電話をかける回数が無制限」というポイントに着目すると、長電話ををする場合も、4分59秒で通話を切って、再度かけ直せば、再度5分間は無料で通話をすることが出来ます。
5分かけ放題を利用する場合に、1円も通話料をかけたくないという方は、通話タイマー(iPhone用)通話時間タイマー(Android用)を利用すれば、4分59秒で自動的に通話が終了させることもできます。
5分かけ放題にしたけど、通話時間をイチイチ気にするのが面倒という方は使ってみてください。

無制限かけ放題⇒サービス終了

2018年2月28日をもって、楽天モバイルの24時間無制限かけ放題オプションは終了することになりました。
これまで楽天モバイルで、24時間無制限かけ放題オプションを利用していたという方は、オプションが外れ、従量課金(30秒10円)の通常の通話料金になります。

これまで24時間無制限かけ放題が使えてたのに、強制的にオプションがなくなるなんてかなり異例の自体に思えます。
楽天モバイルも、ユーザーに申し訳ないという気持ちがあるのか、2018年1月31日時点で、楽天モバイルの24時間無制限かけ放題を利用していたユーザーについては、解約にかかる費用を免除する措置を取ることになっています。
具体的には、2018年12月31日までに解約を申し込んだ場合、契約解除料とMNP転出手数料が免除されることになります。

スマホアドバイザー

楽天からの情報によると、「時間無制限のかけ放題と5分かけ放題の両軸で提供していたが、需要が多かった5分かけ放題に集中するため、提供を終了することにした」とのことです。たしかに長電話をする場合は、LINEやSkypeをすれば良いので、かけ放題の時間は5分くらいで良いという方の方が多いのかもしれませんね。

楽天モバイルには、通話時間の制限のない無制限かけ放題があります。
無制限かけ放題は、文字通り何分通話をしても、通話料金はかからず無料で電話ができるようになるオプションです。
友だちや家族に電話をしたはいいものの、「かけ放題の時間が5分だけだから、一度電話切らせて」とか「通話料がかかるから電話切ります」などと切り出すのは、若干ケチくさい気もします。
通話時間や通話料金を気にしながら電話をかけるのもストレスなので、無制限に電話が使えるのは、精神的に楽です。

ドコモ、au、ソフトバンクなど大手キャリア(MNO)の利用されている方の中には、大手キャリア(MNO)は月額料金は高いのは気に入らないけど、24時間365日通話し放題なのは気に入ってるという方もいらっしゃると思います。
楽天モバイルなら、月額料金を安く抑えて、通話は無制限かけ放題と、格安SIM(MVNO)の安さと、大手キャリア(MNO)のかけ放題の良いとこ取りをすることができます。

かけ放題が利用できるのは通話SIMのみ

楽天モバイルのかけ放題が利用できるのは、5分かけ放題も無制限かけ放題も、090/080/070の電話が使える通話SIMのプランのみです。
データSIMプランでは、データSIM(SMSなし)、データSIM(SMSあり)のどちらのプランも、かけ放題は利用できないので注意してください。

通話SIMであれば、ベーシックプラン、3.1GBプラン、5GBプラン、10GBプランの全ての料金プランで、かけ放題プランが利用できます。
また、楽天モバイルには、以下のスマホとセットのコミコミプランという料金プランがありますが、以下のいずれも通話SIMのみで利用可能なプランです。

  • コミコミプランS(3.1GB)
    月額料金:1年目1,880円/月、2年目2,980円/月、3年目以降2,446円/月
    スマホ機種:BladeE01、ZenFone2Laser、ZenFoneGo
  • コミコミプランM(4GB)
    月額料金:1年目2,480円/月、2年目3,480円/月、3年目以降2,230円/月
    スマホ機種:arrowsM03、ZenFone3
  • コミコミプランL(4GB)
    月額料金:1年目2,980円/月、2年目3,980円/月、3年目以降2,613円/月
    スマホ機種:HUAWEIP9lite、SH-RM02

上記のコミコミプランは、いずれも5分かけ放題が月額料金に含まれています。
コミコミプランは5分かけ放題を外したり、無制限かけ放題を付けたりすることはできず、自動的に5分かけ放題が適用される料金プランです。

かけ放題は契約後でも加入できる

楽天モバイルのかけ放題は、通話SIMのオプションとして契約が可能です。
かけ放題オプションは、楽天モバイルの契約時、契約後どちらでも加入が可能です。

  • 契約時→申し込みページに現れるオプションにチェックを入れる
  • 契約後→マイページから申し込みをする

なお、すでに楽天モバイルで、5分かけ放題に加入している方が、無制限かけ放題に切り替えることも可能です。

以下のように、料金の安いものから高いものに、オプションを変更する場合は、申し込み日の翌日から適用されます。

楽天でんわのみ→5分かけ放題
5分かけ放題→無制限かけ放題
楽天でんわのみ→無制限かけ放題

一方で、以下のように料金の高いものから高いものに、オプションを変更する場合は、申し込み日の翌月から新しいオプションに適用されます。

無制限かけ放題→5分かけ放題
5分かけ放題→楽天でんわのみ
無制限かけ放題→楽天でんわのみ

上記のようにプラン変更はいつでもできるので、楽天モバイルの契約時にかけ放題に加入するかを絶対決めないといけないということはありません。
楽天モバイルに乗り換えて、やっぱり通話料が結構かかるということになってから、5分かけ放題/無制限かけ放題に加入するというのでも全然大丈夫です。

【楽天でんわのみならオプション料金が無料】
かけ放題オプションは、オプション料金がかかるので、加入するかどうか迷われている方もいらっしゃると思います。

楽天モバイルでは、有料の5分かけ放題/無制限かけ放題に加入しなくても、楽天でんわというアプリが、オプション料金無料で利用できます。
楽天でんわは、通話料金が1分=20円と、通常の電話の半額で利用できるアプリで、使い勝手も通常の電話とほとんど同じように利用できます。

上記のようにアプリを起動するだけで、ダイヤルが出てきて、普通の電話のように電話ができます。
電話番号も通常の090/080/070の電話番号が利用できるので、通話料を節約したい方は、まずはオプション料金が無料の楽天でんわを使うのも一つだと思います。

楽天モバイルのかけ放題のメリット

続いて、楽天モバイルのかけ放題を利用するメリットに、どのようなものがあるのか見ていきたいと思います。
ひと口にかけ放題と言っても、通話の品質が悪かったり、電話番号が090/080/070で発信できなかったり使い勝手が悪いものもあります。
でも、楽天モバイルのかけ放題は、ドコモ、au、ソフトバンクなど大手キャリア(MNO)のかけ放題とサービスの内容はほとんど変わらず、月額料金を安くすることができます。

大手キャリア(MNO)のかけ放題より安い

大手キャリア(MNO)から楽天モバイルに乗り替えた際に、楽天モバイルのかけ放題を利用すると、月額料金がいくらくらい安くなるのか見ていきたいと思います。

5分かけ放題の場合(スマホからスマホに乗り換え)

ドコモ、au、ソフトバンクなどの大手キャリア(MNO)で、スマホで、5分かけ放題を利用すると、月額料金は最低でも以下のように7,000円かかります。

月額料金:7,000円
<内訳>
データ通信容量(5GB):5,000円
5分かけ放題:1,700円
インターネット接続料:300円

ところが、楽天モバイルで、5分かけ放題を利用すると、月額料金は、

月額料金:3,000円
<内訳>
データ通信容量(5GB):2,150円
5分かけ放題:850円

となります。
つまり、同じように5分かけ放題を利用して、データ通信容量(5GB)のプランでも、7,000円-3,000円=4,000円で、月額料金が4,000円も楽天モバイルの方が安くなります。

5分かけ放題の場合(ガラケーからスマホに乗り換え)

ちなみに、ドコモ、au、ソフトバンクなど大手キャリア(MNO)でガラケーを利用している場合でも、なんと楽天モバイルでスマホを利用する方が、月額料金は安くなります。
ドコモ、au、ソフトバンクなど大手キャリア(MNO)で、ガラケーで5分かけ放題を利用した場合と、楽天モバイルのスマホで5分かけ放題の月額料金を比べると、

  • 大手キャリア(MNO)でガラケーで5分かけ放題を利用→月額3,213円
  • 楽天モバイルでスマホで5分かけ放題を利用(3.1GBプラン)→月額2,450円

と、3,213円-2,450円=763円で、毎月763円、楽天モバイルのスマホを利用した方が月額料金がが安くなります。

無制限かけ放題

一方、無制限かけ放題を利用した場合も、ドコモ、au、ソフトバンクなど大手キャリア(MNO)に比べて、月額料金は安くなります。

docomo、au、ソフトバンクなど大手キャリア(MNO)で、無制限かけ放題サービスを利用すると、最低かかる月額料金は6,500円です。

月額料金:6,500円
<内訳>
データ通信容量(2GB):3,500円
無制限かけ放題:2,700円
インターネット接続料:300円

一方で、楽天モバイルで無制限かけ放題サービスを利用すると、

月額料金:3,980円
<内訳>
データ通信容量(3.1GB):1,600円
無制限かけ放題:2,380円

と、6,500円-3,980円=2,520円で、月額料金が2,520円安くなります。

スマホアドバイザー

楽天モバイルは大手キャリア(MNO)と同じように5分かけ放題、無制限かけ放題が利用できますが、月額料金は1/3〜1/2程度に抑えることができます。
格安SIM(MVNO)にすると通話料が高くなると言われていますが、楽天モバイルは5分かけ放題オプションも無制限かけ放題オプションも、大手キャリア(MNO)に比べて安くなります。

固定電話/ガラケー/スマホどこへかけても無料

楽天モバイルのかけ放題は、国内への通話であれば、ガラケー、スマホ、固定電話どこへかけても通話料はかかりません。
5分かけ放題なら5分間、無制限かけ放題なら24時間365日いつでも、通話料が無料になります。

スマホアドバイザー

たとえば、電化製品などのサポートセンターに電話をしようと思ったら、0120から始まるフリーダイヤルでなく、0570から始まるナビダイヤルという場合があります。
電化製品のサポートセンターに電話をする場合、1時間くらいかかってしまうことも少なくありません。
無制限かけ放題オプションに加入しておけば、フリーダイヤルも、ナビダイヤルも関係なく、通話料を無料にすることができます。

電話番号は090/080/070がそのまま使える

楽天モバイルのかけ放題サービスは、5分かけ放題も無制限かけ放題も、楽天でんわというアプリを使って電話をします。
楽天でんわは、自分の持っている電話番号090/080/070はそのまま使えて、着信を受けた相手に表示される電話番号も通常の090/080/070の電話番号がそのまま表示されます。
なので、楽天でんわを使い始めたからといって、友人や知り合いに、電話番号変更の連絡も不要です。

楽天モバイルに申し込みをする際に、楽天でんわはオプションとして申し込むことができて、申し込みを完了したら、楽天でんわのiPhone/Androidのアプリをスマホにインストールして使います。
楽天でんわアプリを立ち上げると、自動的にスマホの中に入っている電話帳を楽天でんわの中に読み込んでくれます。

そして、電話帳のどれかを押すと、通常の電話と同じように、電話をかけることができます。
楽天でんわは、相手の電話番号の前に自動的に「0037-68」という番号を付けて発信することで、通常の電話よりも通話料が安くなる仕組みになっています。
楽天でんわは、仕組みとしては、0037-68の番号を付けて発信しますが、着信を受けた相手側の電話には自分の090/080/070の番号が表示されます。
なので、楽天でんわで電話をしても、通常の090/080/070の電話をしても、着信を受けた相手からは区別が付きません。

電話回線だから途切れない

楽天でんわのかけ放題は、ドコモから電話回線を借りて通話をする仕組みのため、通話品質はドコモと変わらず、IP電話と言われるインターネット回線を利用した電話よりも通話品質がよいです。
かけ放題のサービスを提供している格安SIM(MVNO)の中には、NifMo(ニフモ)や、イオンモバイルのようにIP電話を利用したかけ放題サービスがあります。
IP電話は、電話回線ではなく、インターネット回線を利用して通話をするタイプの電話で、LINEやSkypeなどもIP電話の一種です。

IP電話は、ブツブツ通話が途切れてるので、仕事など重要な電話ではあまり利用しない方が無難です。
また、IP電話は、着信が受けられないこともあり、相手をかけてきた相手からすると電話が繋がらないのでストレスになってしまうことも。
楽天でんわのかけ放題は、電話回線を利用しているので、通常の090/080/070の電話と変わらず利用できるので、仕事など重要な電話でも全く問題なく利用できます。


【無料通話アプリと通常の電話の一番の違い】

あまり話題にならないのですが、LINEやSkypeなどの無料通話アプリと電話の一番の違いは、「呼び出した時に、相手が着信に気づけるかどうか」だと思います。

LINEやSkypeなどの無料通話アプリは、使う機種によっては、スマホのバイブレーションを鳴らすことができません。
待ち合わせの時のように、話すことよりも、着信に気づいてもらうことの方が重要な場合は、通常の電話を使った方が確実です。

国際電話にも対応

楽天モバイルのかけ放題は、国内のみかけ放題に対象です。
ただし、楽天モバイルのかけ放題は、楽天でんわを利用するので、国際電話をかけた時も、通話料は普通の電話に比べて安くなります。

1分当たりの国際電話の通話料を、通常の電話と比較すると、楽天でんわの通話料が非常に安いことが分かります。

  • 韓国:ドコモ114円、楽天でんわ20円
  • 香港:ドコモ114円、楽天でんわ20円
  • 中国:ドコモ114円、楽天でんわ20円
  • アメリカ:ドコモ68円、楽天でんわ20円

データ通信容量は消費しない

楽天モバイルのかけ放題は、電話回線を利用するので、どれだけ利用してもデータ容量は消費しません。
LINEやSkypeで消費するデータ容量は1分あたり0.3MB程度とそれほど多くありませんが、それでもデータ容量の消費が心配と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
楽天モバイルのかけ放題は、データ容量を全く消費しないので、安心して長電話をすることができます。

楽天モバイルのかけ放題は何分以上電話をする人が必要?

楽天モバイルのかけ放題オプションの最大のメリットは、言うまでもなく通話料を節約できる点です。
楽天モバイルでかけ放題オプションに加入しないと、通話料は1分=40円。
そうすると、1ヶ月に2時間通話をすると、40円x120分=4,800円の通話料がかかります。
ドコモ、au、ソフトバンクなど大手キャリア(MNO)を利用していた際は、かけ放題サービスが当たり前だったので、通話料金を気にしないという方も多いかもしれませんが、かけ放題がなくなると、上記のように、途端に通話料が割高になってしまいます。

たくさん電話を利用される方には、間違いなく通話料の節約になるのですが、具体的に何分くらい通話をする場合に、かけ放題オプションに加入するのがよいのかを見ていきたいと思います。

5分かけ放題は3日1回以上電話をする方におトク

楽天モバイルでは、かけ放題オプションに加入しなくても、楽天でんわが月額料金無料で利用可能です。
楽天でんわを利用すれば、1分=20円で通話ができます。
1日5分の通話をした場合の通話料を計算すると、

  • 5分の通話を1回:20円x5分x1=100円
  • 5分の通話を2回:20円x5分x2=200円
  • 5分の通話を3回:20円x5分x3=300円
  • 5分の通話を4回:20円x5分x4=400円
  • 5分の通話を5回:20円x5分x5=500円
  • 5分の通話を6回:20円x5分x6=600円
  • 5分の通話を7回:20円x5分x7=700円
  • 5分の通話を8回:20円x5分x8=800円
  • 5分の通話を9回:20円x5分x9=900円
  • 5分の通話を10回:20円x5分x10=1,000円

ということになります。
楽天モバイルの5分かけ放題は、オプション料金が月額850円です。
一方、5分かけ放題に加入していない場合、楽天でんわで5分間の通話を9回すると、通話料が900円になります。
850円(5分かけ放題)<900円(5分間の通話9回)となり、5分間の通話x9回以上するなら、5分かけ放題オプションに加入した方が、通話料を抑えられるということになります。

1ヶ月に通話をする回数が9回というと、大体3日に1回くらいのペースで電話をするということになります。
3日に1回以上電話をする方であれば、楽天モバイルの5分かけ放題に加入して損はありません。

無制限かけ放題は月に119分以上電話をする方におトク

無制限かけ放題は、文字通り何時間通話をしても通話料は定額です。
楽天モバイルの無制限かけ放題は、オプション料金が月額2,380円です。
通話料が1分=20円の楽天でんわで電話した場合、2,380÷20=119で、119分(約2時間)通話をすると、通話料が2,380円になるということになります。

つまり、通話時間が毎月2時間以内であれば、無制限かけ放題に加入するのはもったいないということになります。
待ち合わせやお店への問い合わせにちょっと電話をするくらいでは、1ヶ月に2時間も電話をすることにならないと思います。
でも、フリーダイヤルでないコールセンターに電話をかけたり、友だちに電話をしたら意外と長電話になってしまうこともあると思います。
そうした場合でも、無制限かけ放題なら、通話料を気にせず電話をかけることができます。

楽天モバイルのかけ放題のデメリット

楽天モバイルのかけ放題にもちろんデメリットはあります。
以下のデメリットを見て、オプション料金を払う価値がないと思われた場合は、オプション料無料で利用できる楽天でんわのみを利用するのもありだと思います。

楽天でんわアプリからの発信が必要

楽天モバイルの通話かけ放題は、通常の電話ではなく、楽天でんわアプリから発信を行います。
AndroidやiPhoneの通常の電話を利用されている方は、電話の使い勝手が変わって、慣れるまで少し時間がかかるかもしれません。

ちなみに楽天でんわは発信専用のアプリです。
着信は上記のように通常の電話アプリで受けます。
かかってきた電話から折り返しをする場合は、通常の電話アプリにかかってきた着信履歴をコピー、楽天でんわのキーパッドに貼り付て電話をします。

通常の電話アプリから発信だとかけ放題対象外

楽天モバイルのかけ放題が適用されるのは、楽天でんわから発信をした場合のみです。
なので、間違って通常の電話アプリから電話をかけた分については、かけ放題の対象外になってしまうので注意してください。

緊急通報はかけ放題対象外

楽天モバイルのかけ放題は、119や110などの緊急通報は対象外です。
楽天モバイルのかけ放題は、楽天でんわを利用して電話をかけますが、楽天でんわが119や110に対応していないためです。
楽天でんわは電話をかける相手に自動的に0037-68を付けて電話をするのですが、119や110に0037-68を付けると電話がかからなくなってしまいます。
なので、警察(110)や消防署(119)に電話をかける場合は、通常の電話アプリを利用しましょう。

楽天モバイルのかけ放題に申し込む方法

楽天モバイルのかけ放題に申し込む方法について見ていきたいと思います。

新規契約/MNPと同時に申し込む場合

楽天モバイルのかけ放題オプションは、楽天モバイルの新規契約/MNPをするタイミングで、オプションの中で申し込みをすることができます。

  • 本人名義のクレジットカード
  • 本人確認書類(運転免許証や保険証、パスポートなど)

を準備して、楽天モバイルのオンラインストアにアクセスしましょう。

楽天モバイルのオンラインストアにアクセスすると、ページの中央もしくは右上に赤色の「申し込み」ボタンがあるのでクリックしてください。

今すぐWEBで申し込みを押して、SIMのタイプは通話SIMを選択します。
料金プランを選択すると、上記のオプションを選択する画面が現れます。
注意したいのは、オプションを選択する画面には、5分かけ放題も無制限かけ放題もない点です。
オプションの選択、アクセサリーの選択を飛ばして、お客様情報入力の画面に進みましょう。

お客様情報入力の画面に進むと、上記のようにかけ放題/5分かけ放題のオプションを選択することができます。

ページをスクロールすると、

  • 楽天でんわ かけ放題 by 楽天モバイルを申し込む 月額基本料2,380円
  • 楽天でんわ 5分かけ放題 by 楽天モバイルを申し込む月額基本料850円
  • 楽天でんわ by 楽天モバイルを申し込む月額基本料0円

の3つから通話オプションを選択することができます。

契約後に申し込む場合

楽天モバイルの申し込み時に、かけ放題オプションを申し込まなくても、楽天モバイルのマイページ(メンバーズステーション)から、かけ放題オプションを申し込むことは可能です。

1.ユーザーID/パスワードを入力
2.同意するをクリック
3.かけ放題オプションに加入したい電話番号を選択
4.メンバーズステーションにログイン
5.かけ放題オプションを選択して、申し込みをします。

以上でかけ放題オプションを、楽天モバイル契約後でも申し込むことができます。

他のかけ放題サービスとの比較

月額料金が他社より安い楽天モバイルの通話かけ放題サービスを、docomo、au、ソフトバンク、ワイモバイルや、他の格安スマホ(MVNO)の通話かけ放題サービスを、比較して、それぞれの特徴を見ていきたいと思います。

24時間誰でも通話かけ放題

通話先や、通話時間の制限がないプランです。
格安スマホ(MVNO)としては、Nifmoが提供していて、docomo、au、ソフトバンクの半額程度で、通話かけ放題が使えますね。

月額料金 特徴
Nifmo
(ニフモ)
1,300円 ・パケットプランは
3GB/月:1,600円/月〜
docomoau
ソフトバンク
2,700円 ・パケットプランは
2GB/月:3,500円/月〜
ワイモバイル 月額3,980円〜の
プランにコミコミ
・パケットプランは
3GB/月:3,980円/月〜

時間限定で通話かけ放題

楽天モバイル以外でも、もしもシークス、docomo、au、ソフトバンク、ワイモバイルでは、5〜10分間限定の、無料通話を提供しています。
格安スマホ(MVNO)の通話定額で最安は、もしもシークスですね。
申し込めるプランが、1GBもしくは7GBプランしかなく、最も人気の3GBプランが使えないのがマイナスですね。
また、ビッグローブは、60分間のみの無料通話が付けられます。
お店の予約を取るために、10回程度電話したら、無料通話分は消費し切ってしまうので、使い方次第では、使いにくいかもしれないですね。

楽天モバイルは、3GBのパケットプランを選べて、5分以内の無制限通話が選べるので、

  • 長電話→LINEやSkypeを利用
  • 短い電話→通話かけ放題を利用

という使い方ができます。
楽天モバイルの通話かけ放題サービスは、サービスと月額料金のバランスが最も良いのではないでしょうか。

月額料金 特徴
楽天モバイル 850円 ・5分間のみの通話かけ放題
・パケットプランは
3GB/月:1,600円/月〜
Biglobe
(ビッグローブ)
650円 ・60分のみの無料通話
・パケットプランは
1GB/月:1,400円/月〜
もしもシークス 600円〜 ・通話の回数が制限されている
・パケットプランに応じて、
申し込める通話プランが変わる
-1GBプラン1,980円
→1回3分、月30回-7GBプラン2,980円
→1回5分、月30回-7GBプラン3,980円
→1回10分、月100回
docomoau
ソフトバンク
1,700円 ・5分間のみの通話かけ放題
・パケットプランは
5GB/月:5,000円/月〜
ワイモバイル 月額2,980円〜のプランに
コミコミ
・10分、300回までかけ放題
・パケットプランは
3GB/月:2,980円/月〜

特定の相手のみ通話かけ放題

LINEやSkypeをスマホにインストールすると、スマホ同士は無料で通話できるようになります。
スマホでアプリをインストールしている方同士、と無料で通話できる相手は限定されますが、長電話をすると予め分かっている場合は、利用すると通話料金が下げられますね。

月額料金 特徴
LINESkype 無料 ・LINEをインストール
しているスマホ同士のみ
通話可能

まとめ

そもそも通話かけ放題ってどんなサービス?

どれだけ通話をしても、無料、もしくは一定以上の料金がかからないサービスです。

通話かけ放題サービスの種類

以下の3種類があります。
通話時間や、通話先が限定されている通話かけ放題サービスの方が、月額料金が安いです。

  1. 24時間誰でも通話かけ放題⇒サービス終了
  2. 時間限定で、通話かけ放題
  3. 特定の相手のみ通話かけ放題

楽天モバイルのかけ放題(5分/無制限)とは?

楽天モバイルには5分かけ放題と、無制限かけ放題の2つのかけ放題オプションが利用できます。
5分かけ放題は月額850円、無制限かけ放題は2,380円で利用できます。

※2018年2月28日をもって、楽天モバイルの24時間無制限かけ放題オプションは終了することになりました。

楽天モバイルのかけ放題のメリット

楽天モバイルのかけ放題には、以下のようなメリットがあります。

  1. 大手キャリア(MNO)のかけ放題より安い
  2. 固定電話/ガラケー/スマホどこへかけても無料
  3. 電話番号は090/080/070がそのまま使える
  4. 電話回線だから途切れない
  5. 国際電話にも対応
  6. データ通信容量は消費しない

通話をそれほどしない方には不要ですが、通話の回数や時間が多く、通話料金を気にしたくない方は、かけ放題オプションに加入しておくとよいと思います。
楽天モバイルのかけ放題オプションは、090/080/070の電話番号をそのまま使え、通話品質もよいです。

楽天モバイルのかけ放題は何分以上電話をする人が必要?

楽天モバイルのかけ放題オプションは、

  • 5分かけ放題なら3日に1回以上
  • 無制限かけ放題なら、月に約120分以上

通話をする方がそれぞれ加入するのがオススメです。

楽天モバイルのかけ放題のデメリット

楽天モバイルのかけ放題には以下のデメリットがあります。

  1. 楽天でんわアプリからの発信が必要
  2. 通常の電話アプリからだとかけ放題対象外
  3. 緊急通報は対象外

楽天モバイルのかけ放題は楽天でんわから発信する必要がありますが、着信は通常の電話で受けます。
そのため、着信を折り返す場合は、通常の電話の着信履歴から電話番号をコピーして、楽天でんわにのキーパッドに貼り付ける必要があります。
AndroidやiPhoneの通常の電話が使い慣れている方は、楽天でんわに慣れるまで少し時間がかかるかもしれません。

楽天モバイルのかけ放題に申し込む方法

楽天モバイルのかけ放題は、楽天モバイルの契約時でも、契約後でも申し込むことが可能です。
楽天モバイル契約時に、かけ放題を申し込む場合は、オプションを選択する画面ではなく、契約者情報を入力する画面の一番上にチェックを入れて申し込みをする必要があります。

他の通話かけ放題サービスとの比較

楽天モバイルの通話かけ放題サービスは、3GBプランで月額2,450円で利用でき、サービスと月額料金のバランスが最も良いです。

楽天モバイルは、5分かけ放題/無制限かけ放題の2種類のかけ放題が選べます。
5分かけ放題は3日1回程度の頻度で、待ち合わせやお店の予約など、短い電話をされる方が利用すると、通話料の節約になります。
一方、無制限かけ放題は、1ヶ月に2時間以上電話をするという方が利用すると、通話料の節約になります。
通話はLINEで済ますという方も多いかもしれませんが、固定電話への通話をかけたり、通話品質については、通常の電話回線を利用した電話の方が優れています。

楽天モバイルのかけ放題は、090/080/070の電話番号がそのまま使え、電話回線を利用した電話なので、通話品質もクリアです。
通話料金を気にせず電話をしたい方は、かけ放題サービスを付けてみてはいかがでしょうか。

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