楽天モバイルのMNPは空白期間なしでかなり便利になりました!
楽天モバイルの申し込みの際に、これまで問題になっていた「空白期間」ですが、2016年5月から自分で回線を切り替える方式に切り替わったため、空白期間無しでMNPが出来るようになりました!
マンガ読み放題、動画見放題、通話定額など新サービスをどんどん打ち出している楽天モバイルなので、こんな不便な手続きをいつまでも残しておくわけがないと思っていましたが、この度、楽天モバイルでもようやく空白期間なく手続きができるようになったんですね!
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そもそも空白期間って何?
空白期間とは、インターネットから商品を申し込んだ後に、元々利用している携帯電話が繋がらなくなる期間のことを言います。
- インターネットから楽天モバイルに申し込む
- 楽天モバイルから商品が配送される
- 元の携帯電話が繋がらなくなる ←【空白期間発生】
- 商品が届く
商品が届く前に、元の携帯電話が繋がらなくなってしまうので、新しい回線も元の回線もどちらも使えなくなって、電話もネットも繋がらなくなってしまうんです。
肌身離さず持っている携帯電話なので、これは結構不便ですよね。
空白期間は、MNPと言って、同じ電話番号のまま携帯電話会社を切り替える際に、楽天モバイルなどの一部の格安スマホ(MVNO)で発生するものです。
MNPをする際には、MNP予約番号と言って、元の携帯電話会社が発行する11〜13桁の番号が必要なのですが、MNP予約番号には15日間という有効期限があります。
インターネット申し込みをする際に、この有効期限が切れて、再度申し込みし直しにならないように、楽天モバイルでは、商品郵送中に自動的に回線が切り替わる仕組みになっていたんです。
再度申し込みし直しという最も面倒な状況を免れるために、一律強制的に回線を自動的に切り替えていたんですね。
でも、携帯電話を毎日利用されている方にとって、たった1日でも携帯電話が使えなくなる期間が出てしまうのって耐えられないですよね。
ということで、この空白期間がハードルになって、楽天モバイルに申し込みを控えているという方も結構いたようです。
空白期間がなくなる3つのメリット
楽天モバイルでは2016年5月から、自分で回線切替ができるようになり、空白期間が解消されることになりました。
これによって、電話が繋がらなくなる不便もなく、インターネットでの申し込みがより便利にできるようになったんですね。
空白期間がなくなると、どんな便利なことがあるか確認していきましょう。
メリット1:電話、ネットが24時間繋がる
空白期間がなくなることにより、当然のことながら、電話もネットも繋がらなくなる期間が発生しないので、楽天モバイルに切り替えたからと言って、特別、元の携帯電話で不便をすることはないですね。
LINEもメールも、ニュースもスマホで全部見ているという方にとっては、数時間でもスマホが使えなくなる期間が発生しては困るという方も多いはずです。
自分で回線を切り替える方式を利用すれば、そういったストレスもありません。
メリット2:急な電話にも対応できる
最大3日間程度電話に出れないので、仕事やプライベートで重要な電話があった時に、たかだか携帯を切り替えているという理由で、大切な機会を失う場合もありました。
空白期間がないので、突然の電話でも安心ですね。
メリット3:配送日に合わせて行動しなくて済む
自分で回線を切り替えるため、商品到着日に仮に商品を受け取れなくても、自分で回線を切り替えるまでは元の携帯電話は使えるので、配送日をそれほど意識しなくても問題ありません。
これまでの楽天モバイルだと、配送日にちゃんと商品を受け取らないと、電話が使えない期間がずるずると伸びていき、携帯電話が繋がらないので、再配達を依頼するのも一苦労でした。
電話が繋がらない期間がないので、商品を受け取ってから、自分のタイミングでゆっくり自分で回線を切り替えればいいので、気楽ですね。
空白期間なくMNPをする申し込み方法
空白期間期間なく、MNPする申し込み方法は、通常の申し込み方法と変わりません。
インターネットで申し込みをする際に、自分で回線切替をするを選択すればいいだけです。
なお、空白期間が出てしまいますが、自分で回線切替が面倒な方は、自動切り替えも選べるんです。
楽天モバイルをインターネットで申し込む方法は、以下の通りです。
楽天モバイル申し込みに必要な書類・情報
楽天モバイルをインターネットで申し込む際に必要な書類は、以下の通りです。
MNPを利用せずに、新規で携帯電話を持とうという方は、3のMNP予約番号は不要で、クレジットカードと本人確認書類のみで申し込みが可能です。
- 本人名義のクレジットカード
- 本人確認書類
- MNP予約番号
本人名義のクレジットカード
クレジットカードは、自分の名義でないといけないです。
未成年の方で、親のクレジットカードで申し込むことはできないので注意してください。
未成年の方が申し込む場合は、申し込み名義自体を親にしないといけないので、お父さん、お母さんに申し込みをしてもらう必要があります。
クレジットカードは必ず本人名義のものを利用しましょう。
本人確認書類
クレジットカードに加えて、申し込みをする方の本人確認書類が必要です。
本人確認書類として利用できるのは、以下の書類です。
氏名や住所が現在のものと変更がないか、確認しておきましょう。
申し込みの際に、一番多いのが、引っ越したのに、本人確認書類に記載されている住所が古い住所のままになっていて、本人確認書類を出し直しになるケースです。
楽天モバイルに申し込んでから、通常4-5日で届くのですが、書類不備があると、さらに1週間程度期間が伸びてしまうので、しっかり確認しておきましょう。
本人確認書類は、運転免許証、運転経歴証明、健康保険証、日本国パスポート、住民基本台帳カード、身体障がい者手帳、精神障がい者保健福祉手帳、特別永住者証明証、外国人登録証明書、在留カード
MNP予約番号
MNP予約番号は、今利用している携帯電話会社に電話すると発行してもらえます。
受付時間は9:00-20:00で年中無休で、窓口は年中無休でやっています。
月末は混むことがあるので、30日や31日は余裕を持って電話をするようにしましょう。
docomo → 151
au → 0077-75470
ソフトバンク → 0800-100-5533
ディズニー・モバイル・オン・ソフトバンク → 0800-100-5533
ワイモバイル → 0570-039-151(Nexus5 Arrows利用の方) / 0120-736-157 (左記以外の端末を利用の方)
楽天モバイル申し込みの流れ
楽天モバイルをインターネットで申し込みから流れは、大まかには以下の通りです。
- MNP予約番号を入手
- インターネット申し込み ← ここで「自分で開通手続きを行う」を選ぶ
- 商品の配送
- 初期設定→利用開始
1〜2が40分〜60分程度、4が30分くらいの作業で、実質の作業量は、2時間かかりません。
配送にかかる時間は2-3日なので、4-5日あれば晴れて楽天モバイルに切り替えることが出来ます。
申し込みのポイント!配送日指定は1日がおトク!
楽天モバイルのインターネット申し込みの優れているところは、配送日を指定できるところです。
配送日指定を利用すると、元の携帯電話の料金と楽天モバイルの両方の月額料金を最小に抑えることが出来るんです。
配送タイミングを意識するだけで、元の携帯電話の料金と楽天モバイルの二重請求を避けれるんですね。
docomo、au、ソフトバンクから楽天モバイルに切り替える時にかかる月額料金を考えていきます。
解約日と利用開始日の仕組み
インターネットで申し込みをする際に、解約日と利用開始日はいつになるのでしょうか。
自分で回線を切り替えたタイミングで、解約と利用開始と両方の手続きが完了します。
つまり、7月1日に回線を切り替えた場合、
- docomo、au、ソフトバンクの解約→7月
- 楽天モバイルの利用開始→7月
となります。
利用開始日=解約日と覚えておきましょう。
1日利用開始なら、楽天モバイルの初月無料が丸々1ヶ月分
楽天モバイルは、初月の月額料金が1ヶ月分丸々無料の特典があります。
これ、月末に利用開始をすると、特典が1日で終了してしまうんです。
なので、初月無料の特典を最大限に活用したい場合は、なるべく月初1日に利用開始をした方が良いですね。
解約月の罠!元の携帯電話は前月にプラン変更がおトク
先ほどの7月1日に回線切り替えを行う場合の例だと、7月分のdocomo、au、ソフトバンクの料金が丸々取られてしまうことになります。
これを回避するには、6月中にプラン変更を行っておくことをオススメします。
docomo→151
ソフトバンク、au→157
に電話をかけると、料金プランを変更することが出来ます。
月末までに電話をして、プラン変更をすれば、翌月からは新しい料金プランに変更する事ができるんですね。
プラン変更の要点は、データ容量を一番少ないプランに変更して、という点です。
変更の際に、事務手数料がかからないか、契約期間が伸びないかという点も併せて確認しておきましょう。
なお、auについては、契約更新月のみ、1日の解約であれば、当月の月額料金は取られないという特典があるので、わざわざ前月のプラン変更をする必要はないですね。
回線自動切り替えだと、前月のプラン変更は必要なし
前月のプラン変更が面倒という方は、楽天モバイルの回線自動切り替えを利用するといいでしょう。
これもインターネットで申し込む際に、選択することができます。
回線自動切り替えの場合、空白期間が出てしまいますが、
- 商品配送完了の連絡
- 元の携帯電話が利用できなくなる ←【解約】
- 楽天モバイルの配達日 ←【利用開始】
と、解約日と利用開始日がズレるので、解約日を6月、利用開始日を7月とすることが出来ます。
これによって、docomo、au、ソフトバンクは6月分までの支払いで完了させ、利用しない7月分の支払いを一切せずに済みます。
7月1日に利用開始をすれば、楽天モバイルの初月無料の特典も丸々1ヶ月分受けることが出来ますね。
ちなみに、新規申し込みの場合、自動的に解約はされませんが、気をつけるポイントは同じです。
- 6月中→docomo、au、ソフトバンクのショップで解約
- 7月1日→楽天モバイルを利用開始
とすれば、docomo、au、ソフトバンクと楽天モバイルから2重で請求されることはないですね。
自分で回線を切り替える方式は空白期間がなくて便利ですが、元々楽天モバイルが提供していた自動回線切り替えの方式だと、二重請求を避けられるというメリットがあるんですね。
まとめ
そもそも空白期間って何?
インターネットで申し込みをした際に、商品到着の1〜2日間、元の携帯電話が繋がらなくなってしまう期間のことです。
MNP予約番号が切れて、再度申し込みをし直すことのないように、楽天モバイルでは自動で回線が切り替わる仕組みを採用していました。
空白期間がなくなる3つのメリット
楽天モバイルでは、2016年5月からこの空白期間がなくなったんですね。
これによって、楽天モバイルを申し込んでも、元の携帯が24時間が使え、急な電話にも対応でき、余計な日程調整をせずに済みます。
空白期間なくMNPをする申し込み方法
インターネット申し込みの際、「自分で回線切り替えをする」という欄にチェックを入れるだけでOKです。
申し込みのポイント!配送日指定は1日がおトク!
1日に配送日を指定しておくと、楽天モバイルの初月無料の特典が丸々1ヶ月受けることが出来ます。
ただし、1日に利用開始をする場合、利用開始をした時点で解約も同時に行われるので、docomo、au、ソフトバンク翌月分の月額料金も支払うハメになります。
既に楽天モバイルに切り替えているのに、利用しないdocomo、au、ソフトバンクの月額料金を支払うのはかなり無駄ですよね。
なので、前月にdocomo、au、ソフトバンクに電話をして、料金プランが最低になるようにプラン変更をしておくことをオススメします。
楽天モバイルはインターネットで、自宅に居ながら簡単に格安スマホ(MVNO)に切り替えられて便利なのですが、自宅に商品が届く前に元々利用している携帯電話が繋がなくなってしまうことが、申し込みのハードルになっている方がいました。
mineo(マイネオ)やUQモバイルは、自宅で回線を切り替える方式で空白期間がなく、評判がよかったのを受けて、IIJmioなど他の格安スマホ(MVNO)も続々と自宅で回線を切り替える方式に変更していったのですが、楽天モバイルだけが、頑なに自宅回線切り替えに対応してこなかったんですね。
空白期間は商品到着の1〜2日前に発生するので、空白期間がある場合、商品到着前の2日前から3日間は、なるべく予定を入れないようにしなくてはいけませんでしたが、空白期間がなくなったので、これまでより気軽に楽天モバイルに乗り換えられますね。